実戦で生まれた局面の紹介です。
はじめに
対局をしていたら、こんな局面になりました。
この局面は紅からです。(何か良い手がありそうです。)
しかし実戦でこの局面にたどりついた時には持ち時間が30秒を切っていて(一手毎に5秒増える試合)、全然考えることが出来ませんでした・・・(残念)。
そして良い手が出せず、機会を逃してしまいました。
対局中も「ここは絶対何か良い手があるはず!」と思っていたので、復盤では私なりにしっかりとこの局面を考えました。
そして・・・
やっぱりありました!
(みなさんこの時は何をしますか?)
答え
(私なりの答え)
【紅先】
1 車六進二① 車1進2
2 帥六進一 車1平3②
3 馬三進五③ 車8退2④
4 車八平五⑤ 車3退1
5 帥六進一 車3退8
6 馬五進七 車3進1⑥
7 車六進一
① 次に車八進四と攻撃する準備です
② 黒は紅の車八進四の攻撃の受けをしました
③ 次は馬五進三の攻撃があります。
④ 車8平7とすれば馬で車がとれます。
また車8平6としても回答の流れと同じように進みます。
⑤ この殺法でポイントになる手です。
次は車六進一と指し黒の士を4路に下げてから、馬五進三と指すと殺です。
黒の3路の車が底線を守れば馬五進七と指しても勝てます。
ここで概ね紅の勝ちが決まりました。
⑥ 馬をとらなければ、次は紅に車六平五の手があります。
○対局では指せませんでしたが、試合全体を通してこの一局は色々と勉強になりました。
おわり
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