シャンチー(象棋)実戦棋譜の紹介【鄭惟桐さんに復盤をヘルプして頂きました…!!】

実戦譜を見る

今回は最近指した一局を紹介させて頂きます!

(棋譜の記録的な要素が強い記事ですが…)

とても勉強になる一局で、鄭惟桐さんにも一緒に復盤して頂きました…!

はじめに

最近天天象棋で9-1の人とあたりました…。

私…基本的に8-1なのですよ…!

(何が言いたいかはきっと伝わる人には伝わるはず…笑)

そして対局中にこんな局面になりました…。

この局面【黒先】ですが…

(黒先)

自分の番なのに指すべき手が全く分からずに泣きたくなりました…( ;∀;)

時間制限があるので何か指さないとなのですが、本当に困ってしまいました。

「どうしてこんな局面になっちゃったのでしょう…」頭の中はこればかりでした。 そしてその後もめげずに頑張っているのですがなかなか回復しません。

-400からお互いにミスなく指し-400をキープし続けたわけです…笑。ただ数日たって思うのですが、シャンチーで-400ぐらいの局面になると第2候補ぐらいの手から-450→-480→-500と局面がどんどん不利になって行くことが多いと思います…。そう言った意味では上の苦しい局面から本当に頑張って頑張って指していたわけです…(笑)

そしてこの対局ですが、「この局面もうだめだ」と思ってから、開き直って「なるようになれ~」と言った感じで指し続けた結果引き分けになりました…(“゚д゚)?

相手は9-1ですので大満足ですが…

何故引き分けに進んで行ったのかも分かりませんでした。

(もう負けるほどの不利から引き分けになるまでの展開で相手の手にもずっと圧力を感じていましたし、自分なりには頑張っていましたが、ずっと時間的にも辛かったです)

結果的によくわからなかったことと、自分の現在の棋力を知るのには良い棋譜かなと思い(ボロボロながらに実力相応の手を指せた内容だったと思います)、鄭惟桐さん(シャンチー特級大師)に「この棋譜ちょっと見てくれませんか~」と復盤をお願いしてみました!

今回はせっかく鄭さんにも見て頂いた棋譜なのでブログでも紹介させて頂くことにしました!また試合全体の総括で「質の高い棋譜です」と鄭さんにコメントを頂いたので、今のレベルの保存と言う意味での記事でもあります…。

○ちなみにこの棋譜はビデオにもしています~

頑張って引き分けしたのだな~と思った方はいいねしてあげましょう!

(なんだそれ´▽`‼笑)

シャンチー実戦分析【一人反省会48】中国将棋・象棋・xiangqi

(ブログで私が自分の棋譜を紹介するのって実は珍しいのですよ~( *´艸`))

※せっかくなので是非読んで頂きたいですが、一応先に書いておきます!!

この対局は面白い試合と言うよりは非常に細かい試合です。(つまり地味)そう言った意味でシャンチーが好きでも最後まで読むのは辛いと思います(←なんだそれ!|д゚)笑)

棋譜紹介

黒が私です。

棋譜の間に( )で書かれたコメントは私の感想的なもので、そのまま挟んであるコメントは鄭惟桐さんに聞いたことです。

1. 炮八平五 馬2進3 2. 馬八進七 卒3進1

3. 車九平八 車1平2 4. 車八進六 馬8進7

5. 兵五進一 卒7進1 6. 兵五進一 士6進5

7. 車八平七 炮2進2 8. 兵五進一 馬3進5

9. 馬七進五(図1) 馬5進4

(図1)

第9回合黒の手が見た目先手ですが、実際は後手です。紅はちょうど車七平三と指すことが出来ます。なので、ここでは黒が馬5進6と指す方が良いです。

(1つ目のダメな手です!たしかにそんなに深く考えずに馬が跳ねたような気がします…)

10. 車七平三 車2進2

第10回合の黒の手の効率が高くありません。紅は馬二進三により、次は馬五進四でコマ得することができます。なので、第10回合でそのまま馬7退6、そして炮8平5と指せば大体均勢です。

(2手続けてやってしまったわけです( ..)φ)

(ここで均整を失ったのですね…!実戦ではこの次の手で馬が下がるしかないと理解し馬7退6しました。)

11. 馬二進三 馬7退6 12. 仕四進五 炮8平5

13. 車一平二 車9平8 14. 炮二進二 炮5進5

15. 相三進五(図2) 象7進5

(図2)

第15回合により黒の左側と右側が分割されました。その形はよくありません。ここで黒は車2平5と指す方が良かったです。

16. 炮二進三 象5退7 17. 炮二退三 象7進5

18. 炮二進三 象5退7 19. 炮二退三 象7進5

20. 兵七進一 卒3進1 21. 馬五進七 炮2平3

22. 炮二平五 車8進9 23. 馬三退二 炮3平5

24. 車三平九 車2平4 25. 車九平一 炮5退1(図3)

(図3)

(このあたりで卒がボロボロ取られてもうだめだ…と思いながら指していました。「炮5退1」も何を指せば良いのか分からずに指した大長考の一手でしたが、もう既に黒大変な局面です…。対局中はこのあたりの数回合が一番辛かったです)

26. 馬二進三 象5進3 27. 車一平三 車4平7

28. 車三平四 象3進5 29. 炮五平一 車7平6

30. 車四進一 士5進6 31. 兵三進一 馬4進6

32. 馬三進四 炮5平9 33. 兵三進一 象5進7

34. 炮一平三(図4) 後馬進5

(図4)

(この局面の時は持ち時間が少なかったので大変でした。士をあげるか馬を出すかで悩んだ局面です。実戦では後馬進5と馬が前に行くことにしましたが、そのまま6路にあればそれはそれで安全かな~…?などと考えていました(これが平和主義、穏健派の思考です!笑)。この先の実戦を見ると馬が前に行ったおかげで黒にも少し攻撃のチャンスが生まれたのでこの時の馬跳ねは正解だったと思います!)

35. 馬七進五 馬6進7 36. 帥五平四 士4進5

37. 馬四退三 馬7進9 38. 馬五退四 馬5進6

39. 馬四進三 炮9平6 40. 帥四平五 象3退5

41. 前馬進二 炮6平7 42. 馬三進四 馬9退7

43. 帥五平四 馬7退6  44. 馬四進六(図5) …………

(図5)

第44回合の紅の選択が良くありません。 黒は後馬進7で反撃できます。次の黒の後馬進7で紅は局面をコントロールすることができなくなりました。 このような局面では1つ残局のスキルの概念があります。優勢の時、急いで攻撃する必要がありません。局面全体を分析して、局面を調整するのが重要です。

(ここでしたか!何で引き分けできたのかな~と不思議でしたが、1手でかわるのですね…)

44. ………… 後馬進7 45. 兵一進一 馬7進8

46. 帥四進一 馬6進8 47. 炮三退二 馬8退9

48. 馬二退一 炮7退3  49. 馬六進五 馬9進7

50. 相五進三 馬7退9 51. 馬一進三 馬9進7

52. 馬五退四 炮7進5 53. 馬四退三 馬8退7

54. 馬三退二 炮7進2 55. 馬二退三 馬7退6(図6)

(図6)

ここまでで、引き分けです。

○おわりに

正直に言って、まさか引き分けできるとは!と言った感じでビックリな一局でした(私にとっては大満足な一局でしたが、相手はきっと不満ですね…笑)。 途中でどのように指せば良いのか分からなくなりながら指していましたが、復盤で自分がそんなに変なことをしていたわけではないことを知り安心しました。

ただ今回の対局では相手との明らかな棋力の違いを感じました。これが9-1か…!と言う感じです。(何というのでしょうか…コマをコントロールされている圧力がものすごい一局でした…)とは言えとても勉強になる試合でしたので、9-1の人と指せて良かったです!

おわり

コメント

タイトルとURLをコピーしました