厦門に滞在中に子供のシャンチー(象棋)の試合がありました。
もちろん見に行きました(^^)/子供の試合を観戦することは今までにあまりなかったので楽しかったです。また、運営方法の勉強にもなりました。試合で必要なものや、運営手順、自動限着を数える時の方法など、色々なことが勉強出来ました。
試合について
試合開催日:2019年7月6日
試合は厦和棋院で勉強している子供を対象として開催されました。
この試合は団体戦です。チームのリーダーはチームメンバーの復盤を一緒に見たりし、メンバーの様子にも目を向けます。試合の成績はシャンチーの勝率が7割、マナーが3割で決まります。試合結果だけでなく、シャンチーの礼儀もとても重要視されています。
また今回は個人表彰では、試合の成績だけでなく、「ベストリーダーシップ賞」や「ベストマナー賞」も用意されました。
表彰式では厦和棋院の院長鄭一泓さんから「ベストリーダーシップ賞」や「ベストマナー賞」についての説明がありました。鄭さんは「シャンチーのレベルはすぐに上げることは出来ません。なので試合では負けることはあります。しかしシャンチーの礼儀で負けてはいけません。」と子供たちにマナーの大切さの説明をしました。
そして今回の試合では「ベストリーダーシップ賞」にふさわしい人がいなかったので、この賞は次回の試合まで取って置かれることになりました。
成績だけではなく、マナー等も重要視されているのは子供の試合でとても大切だなと感じました。
試合に参加した子供たちの様子を見ると、みんなとても姿勢が良いです。全部で5ラウンド行われましたが、最後までしっかりとこの姿勢は保たれていました。
試合の様子
試合会場はスポンサーになっている会社の洋服店の一角で行われました。とてもスタイリッシュです(*’▽’)
シャンチーのコマの置物があるとシャンチーの試合感がありいいなと思いました。(雰囲気が出ています)
試合会場にはお菓子も置かれており、子供たちは自由に食べることが出来ます。
試合会場のテーブルは元々店舗にあるもので、盤やチェスクロックは棋院から持って行きセッティングされました。
開会式ではチームごとに前に出てチームの説明等の挨拶がありました。
(開会式や閉会式の司会は専門の人を呼んでいます)
また、スポンサーからリュックや財布、タンブラー等が賞品として用意されていました。
空き時間に試合に参加した子供と交流対局をさせてもらいました。
そして休憩時間には子供らしさを見せる子供も、試合が始まるとみんな真剣な表情でシャンチーに取り組みます。(素晴らしい)
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○おわりに
今回はたまたま滞在中にシャンチーの大会があり、訪問することが出来ました。試合の様子を見て、子供たちの礼儀正しさにとても感動しました。試合前には必ず握手をし、「よろしくお願いします」と言って試合をはじめます。そして試合中の姿勢もしっかりしています。棋院ではただシャンチーを教えるだけでなく、子供たちにシャンチー以外の礼儀も教えているそうです。院長の鄭さんの人柄通りの棋院カリキュラムだなと感じました。
試合もとても良い大会でした(*´▽`*)
(鄭さん夫婦との記念撮影)
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