本日、第16回世界選手権開催前セレモニーが中国河南省荥陽市で開催されています。
シャンチー（象棋）世界連合の加盟国の代表が集まる大きなイベントです。
私も以前に何度か河南省のシャンチーイベントに参加させて頂いたことがありますが、他のどこで開催されたイベントよりも盛大でした。（すごい！の一言に尽きるイベントでした）他の棋院で働いている知人が「こんなところに招待されたら私たちは申し訳なくてあなたたち（イベント主催者）をこちらに招待できないよ～」という会話をしていたことが今でも印象に残っています。
イベントの様子
○イベントの様子
会場の様子はこんな感じです。
世界選手権の歴史年表が飾られています(>_<)
開催地や優勝者の名前などが書かれています！当時の写真は重要な資料ですね！
中国のイベントに行くと大体どこにでもあるサイン台ですが・・・、シャンチー感あふれる台でいいですね！さすがです！(*´▽｀*)
式典の様子です。
式典では色々な出し物が披露されます!!
色々な演目が披露されたようです(^^)
日本でこのようなイベントを開催した場合披露する演目（？）は何になるのでしょうか？私が今頭に思い描いたものは…和太鼓とか日本舞踊とか、雅楽とか・・・ソーラン節？（だんだん発想がおかしい方に向かっていますが…）
何にしても毎回違う演目で式典を開催するのは大変なことだろうな…と私は思っています…（むこうは余裕なのかもしれないです|дﾟ)）。
楚河漢界
河南省はシャンチーの盤の真ん中にある「楚河漢界」 がある土地です。このことから河南省ではシャンチーはとても大切な文化として扱われています。そのため政府主催のシャンチーイベントも多く開催されます。とくに「棋王賽」はシャンチー史上最も賞金額の高い試合として注目をあびています。
○「楚河漢界」はこんなところです
ここがちょうど楚と漢がとなりあっていた場所です。この左右の崖の真ん中に「楚河漢界」と言う字を入れればここはシャンチーの盤です。（←Σ(´∀｀；)え）
歴史が好きな人にとって、ここは聖地です(*´▽｀*)ロマンあふれる「楚河漢界」！！
○以前参加した河南省のイベント
右の写真ですが、まさかの屋外で、しかも雨の中での開催でした。「え・・・！」となりながらもレインコートを渡されまして…、頑張りました。（あの頃は若かった…。）
○棋王賽の様子
第1回目の「棋王賽」は招待されたので見に行きました。シャンチーに力を入れているのが伝わってくるイベントでした！（左の写真：上の方にある「楚河漢界」の場所だと紹介した崖の写真の場所が「棋王賽」の試合会場です。あの山が・・・盤になった…！！）
○黄河
そして最後に、河南省と言ったら黄河！と言うことで黄河の写真です。（黄河は本当に黄色かった…。）
ちなみにここは一般の人は入れない場所です。この時は政府関連の方の案内があり、入ることが出来ました。
河南省では明日も引き続きシャンチーのイベントが開催されます。
明日からのイベントは明後日以降のアップになりそうですが、みなさまお楽しみに！
おわり
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