シャンチー(象棋)甲級リーグ第一段階終了(*’▽’)広東チームが首位!個人では鄭惟桐選手が全勝でトップに!!{殺法問題付!

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甲級リーグの段一段階の試合が終わりました。

団体では21ポイントを獲得した広東碧桂園チームが一位、その次に15ポイントを獲得した浙江民泰銀行チームと河南楚河漢界天倫チームが続いています。また個人順位では全勝で22ポイントを獲得した鄭惟桐選手、次に20ポイントの許銀川選手と陸偉韜選手が続いています。レイティングトップの王天一選手は18ポイントで4位につけています。

第二段階の試合でどのように順位が入れ替わるか、とても楽しみです!(^^)!

途中経過

【第一段階終了時の団体順位】

1、広東碧桂園チーム

2、浙江民泰銀行チーム

3、河南楚河漢界天倫チーム

4、京冀聯チーム

5、四川成都懿錦控股チーム

6、厦門象嶼チーム

7、深圳弈川象棋俱楽部チーム

8、杭州環境集団チーム

9、上海金外灘チーム

10、江蘇海特チーム

11、浙江体彩チーム

12、黒竜江長生チーム

余談

今回の甲級リーグから引き分けがなくなり、快速戦が追加されました。

この試合方法の変化は選手にとってどうなのかな…?と個人的に興味がありました。

そこで第一段階で全勝された鄭惟桐選手に少し聞いてみたところ…

「前よりも(大会が)激しくなりました。そして棋士は以前よりも大きく試される大会になりました。ただ愛好者の人からの注目度をあげる助けになっているように思います。これは私個人の見方ですが…」とのことでした。

なるほど…

確かに快速戦では色々なものが求められるな…と感じました。開局や中残局の理解はもちろん、体力的に求められるものも多くあります。(見ていると少し年齢が高い層の方が快速戦で若手選手に負けてしまう対局が多くあったように感じました…多分これは体力的な問題も大きく関係していると思います…;)

またその他の選手の方も「今回の試合形式は開局の研究・準備がこれまで以上に求められる(快速戦では試合中に開局を長考するのが難しい)」、「ほぼ毎日何局も指さなくてはいけなくて、とてもストレスのある試合だった(勝ちか負けしかないので)」、「若い人にとっては指しやすいかもしれない」、「試合方法が変わったので後半戦で成績がとれるように(去年までとは違った」対策を考えないと…」、「試合数が増えたので(快速戦で)若い選手の練習の場としてとてもいい」などなど…、色々なお話を聞きました。

今回の試合方法の変更は、選手の人は求められているものが高くストレスも大きくなりましたが、観戦している愛好者は楽しいですし、幸せだな~と思います(*´▽`*)

私は一週間とても楽しく毎日観戦していました(∩´∀`)∩

甲級リーグの後半戦もとても楽しみです!!

おまけの殺法問題

この局面は甲級リーグの蒋川選手(紅)と汪洋選手の対局の最後の殺法局面です!

黒からです!!

(黒先勝ち)

難易度は初級~中級ぐらいだと思います


●ヒント

連続ジャンです!(^^)!


殺法答え

【答え】

  1.      車7平6

  2. 帥五平四 車8進7

  3. 帥四進一 馬6進7

  4. 帥四平五 卒5進1

  5. 帥五平六 車8退1

  6. 仕六進五 卒5進1

7. 帥六退一 車8進1

ちなみに…プロの対局では最後まで動かさずに投了となりました( ..)

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