(写真は知り合いの記者に頂きました^^)
シャンチー(象棋)2019年“一帯一路”謝侠遜棋王杯シャンチー国際オープン大会が浙江省温州市で開催されました!
温州は謝侠遜さんの出生の地です。
そのため大会名に謝侠遜さんの名前が使われました!
この大会の優勝は黄竹風選手でした!
おめでとうございます!(*´▽`*)
謝侠遜さんについて
謝侠遜さんとは…
(1888年10月1日-1987年12月22日)
謝侠遜さんは中国でとても有名なシャンチー家です!
(書道家でも華道家でもなくシャンチー家!!はじめて使いました…笑)
少年時代からとても賢く、シャンチーのセンスがありました。13歳の時、地元で強いと有名なシャンチー選手と引分けすることが出来、地元の大ニュースになりました。
その後、盤を背負って全国を周遊し、各地の強い人と交流し、いい戦績を取ることが出来ました。当時はまだシャンチーの全国選手権がありませんでしたが、その実力は全国のシャンチー界で認められ“棋壇総司令”と呼ばれるようになりました。
戦争時は、東南アジアを周遊し、シャンチーの演目活動をしながらお金を集め、集めたお金で国に対しての募金活動をしていました。(演目活動では強い選手の試合解説等を行ったり、自分で対局したりしていたようです)
新中国建国後は、全国大会の審判員長や中国シャンチー協会の副主席なども務めました。 そしてシャンチーの書籍を十冊ほど出版しました。
また100歳まで生きていたので、“百歳棋王”とも呼ばれます。
試合について
○試合期間
2019年12月12日~15日
○持ち時間
30分+10秒
●1-4位決定戦の持ち時間
1、30分+10秒
2、10分+10秒
3、5分+5秒
4、紅方6分+3秒、黒方4分+3秒(引き分けは黒の勝ち)
トーナメント形式では引き分けになった場合快速で試合が行われます。
○試合方法
スイス式13ラウンド、
11ラウンドが終わった時点での上位4人はトーナメント形式の試合をして1~4位を決定(準決勝で決勝に進まなかった2人で3、4位決定戦を行う)。
5位以降はスイス式の13ラウンドの順位で決定
〇上位入賞者
優勝 黄竹風
準優勝 徐崇峰
3位 曹岩磊
4位 陳漢華
〇海外組み上位入賞者
優勝 頼理兄
準優勝 阮明日光
3位 薛涵第
入賞されたみなさま、おめでとうございます(*´▽`*)
試合の様子
〇試合の様子
今回の大会では海外選手に参加費用の補助が行われたため、ヨーロッパなどからも多くのシャンチープレーヤーが参加されました。また海外組にはベトナムや台湾、マカオが含まれるため、マカオの曹岩磊選手やベトナムの頼理兄選手や汪洋北選手、阮明日光選手等の有名選手が多く参加されました!
将棋も大好きと有名なセルゲイ選手(左の右)や日本のライバルドイツチームのナグラー選手(右)も出場しています(*´▽`*)
〇会場には薛忠さんもいらしていました!
今後も是非このような大会が多く開催されるといいなと思います!!海外のシャンチープレーヤーが参加することのできる試合が多くあれば日本選手も積極的に勉強しに行けるかな~と思います(*^^)v
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成績表
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