天津市濱海新区のシャンチー協会との交流会がありました!(◍•ᴗ•◍){所司選手の棋譜紹介付きです!

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8月22日から23日にかけて天津市濱海新区のシャンチー協会との交流会を行いました!

今回の相手はさすが中国…と言った感じの強豪チームでした! 日本としてはとても勉強になる良い対局が多くあったと思いますが、やはり相手が強く負けてしまう対局が多くありました…。そんな中でも勝ち局や和などでポイントをとれた対局もあったので良かったと思います(*´▽`*)

また面白い内容の対局が多くあったので観戦していた私はとても勉強になりました!

この記事では所司選手の棋譜評注も紹介しているので、みなさん最後までお楽しみ下さい!

試合について

○開催日

8月22日-23日

○持ち時間

30分+10秒(1歩5分以内)

○試合方法

参加者7名による総当たり戦(22日に4試合、23日に3試合行う)

○順位の決め方

1-7ラウンドまでのラウンドポイントの合計(例1R目が和なら1、勝ちなら2、負けなら0を合計)、局ポイント(各選手のラウンド毎にとったポイントの合計)、後手番の局ポイント(後手番で、各選手のラウンド毎にとったポイントの合計)、後手番勝ち局数、ここまでが全て一緒だった場合、引分け

○結果等

残念ながら完敗でした…;

ただみんなポイントを上げていたのでその点は良かったかなと思います! 対局を見ていて一人全然レベルの違う選手がいましたが(強すぎる)、その方以外との対局は、開局ではわりと上手く進んでいますが、その後中局に入ると崩れてしまう対局が多くあったように思います。また残局で指し慣れている方が多く後半でも苦戦している台が多くありました。やはり課題は中残局なのかな…と感じました。

それ以外にも開局もわりと少ない変化(滅多に見ない開局)を選ばれている選手の方がチラホラいました。知らない開局は時間を多く使うので大変だなと思いました。そう言った意味で…開局も多少不足しているな…と言った印象です・・・;(それにしても今回は相手が強かったです…|д゚))

ただ参加されたみなさんも復盤などを通じて勉強になることが多くあると思うので、次につなげて行ければと思います!(*’▽’)

皆さん!頑張って下さい!!

棋譜紹介

(ここから所司選手に頂いた評注です)

天津市との団体対抗戦の4回戦、張英群選手との対局の評注です。

私はここまで負け、引き分け、負けで、まだ勝ち星がないところです。

ただ今回の天津市チームは今までの団体対抗戦で最も強いチームと感じました。

私は指し慣れている仙人指路を採用しました。 今回の団体戦で私は紅方が4局あり、仙人指路3局、中炮1局を採用しました。 張英群選手は仙人指路に対兵局を採用されました。


紅方 所司和晴

黒方 張英群

1. 兵七進一 卒7進1 2. 馬八進七 馬8進7

3. 相三進五 馬2進1 4. 車九進一 象7進5

3着目、相三進五は最近多用している指し方です。

これでもし象3進5なら馬二進四のつもりです。

本譜の馬2進1なら車九進一で通常形に戻ります。

5. 車九平三 卒1進1 6. 兵三進一 卒7進1

卒1進1は少ない手です。多いのは炮8退2で、次いで車1進1です。 士4進5でも炮8退2があります。 形を良く馬二進三と上がり、紅方満足の展開と感じます。

7. 車三進三 士6進5 8. 馬二進三 馬7進8(第1図)

(第1図)

陳選手は予定とばかり、すぐに馬7進8(第1図)と来られました。

第1図から炮交換に率直に応じました。 黒方は次に車1平2の活用がありますが、紅方もいいタイミングで車三進二があります。

 9. 炮二進五 炮2平8 10. 馬七進六 車1平2    

10着目、通常は馬七進八が形でそれで紅方十分でしたが、八路の馬の活用が今一つに感じ馬七進六にしました。 馬七進八よりわずかに劣る手と思いますが、自分の好きな手を選んだ方が、手が見えやすい良さもあります。

11. 炮八平七 車9平6 12. 仕四進五 馬1進2

13. 馬六進七 馬2進1 14. 馬七進六 車2平1

12着目士四進五は手の広いところと思いますが、私好みの手で読み筋とばかりすぐに指しました。 有効な手で待ち、相手の動きを見て戦います。

実際に14着目、馬七進六と車2平1を利かして、わずかにリードを広げました。

ただ次の炮七平九は炮七進一がわずかに勝りました。

15. 炮七平九 車6進3 (第2図)   

(第2図)

15着目車6進3(第2図)は馬六退五や車三進二を消した手ですが車1進3が勝りました。

第2図はチャンスと感じました。

手順に車一平四が1つ効率の良い手で、もう1つ車三進一が見えました。 迷いましたが、車三進一を選択して、結果オーライとなりました。ただ最善手は車一平四だったかもしれません。 車三進一には車6平8の辛抱が最善で、紅方は車三平九の車交換か、車三進三で次に車三平二を狙うかになります。

本譜は車交換後の車四進五が気持ちの良い手で、紅方好調です。

16. 車三進一 車6進6   17. 車一平四 象5進7

18. 車四進五 車1進1   19. 車四平三 車1平4

19着目は馬六退五もありましたが、わかりやすく指しました。

車、炮が残っている残局で、象が1つ欠けるのはつらいはずです。

20. 車三平二 炮8平5   21. 車二平七 車4進5

22. 炮九進三 象3進1   23. 車七進二 士5進4

21着目は持ち時間もまだあったので結構考えました。

炮九進三や車二平九があり、どちらも紅方が良いですが、本譜は車二平七としました。これで相手がどう来るかわかりませんでしたが、車4進5に炮九進三としました。

手順に象3進1とされたようですが、25着目車七平五まで進むと優位を拡大していると感じました。

しかし黒方は「当りをかけたら当り返せ」で馬1退3(第3図)と悩ましい手で対抗してきます。

24. 車七退一 士4進5  25. 車七平五 馬1退3 (第3図)

(第3図)

第3図の馬1退3は一目図々しい手に思えましたが、ここで最善手を逃してしまいました。 炮九平八で正解は馬三進四でした。これでどう応じても紅方がコマ得になります。以下車4平5、相五進七、車五退三、馬四進五で紅方優勢です。

本譜は中兵を取らせないようにていねいに戦いました。 そして車4平7に馬三進五が気持ちの良い一手です。

この馬が、馬五進七や馬五進三と理想的な場所に上がれば、攻め手に困ることはありません。 相手はあきらめて馬6進5と取り、車八進五以下殺となりました。

投了図以下は将4進1、炮五平六の殺です。

黒方馬が移動したため、馬6退4の受けがなくなりました。

26. 炮九平八 炮5平6 27. 車五退二 馬3退4

28. 炮八平五 将5平4 29. 車五平八 馬4進6

30. 兵五進一 車4平7 31. 馬三進五 馬6進5

32. 車八進五 象1退3 33. 車八平七 (投了図)

(投了図)

紅方勝ち


4局目でようやくうれしい初勝利でほっとしました。

2日目の5局目も快勝できましたが、紅方が連続だった、6局目、7局目と連敗してしまったのは残念です。 今回の天津チームとは7回戦で団体の総合の勝利は一度もありませんでした。 ですので、私個人の2勝4敗1和は、自分としてはまずまずだったと思います。

レベルが高い皆さんと対局できて、とても参考になりました。

今度の土曜日にマカオとの交流戦があり、次は個人、団体ともにいい成績を残したいです。


おわり

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